ファッショニスタにとって春はある意味で、地獄
Sanukiです。
まず、自分のことをファッショニスタと自称することをお許しください。(ファッショニスタって名前ださいけど。)
僕はアパレル系の仕事をしている関係上、洋服のケアにはとてもうるさかったりします。
しかしながら、お金はできるだけかけたくない(貧乏なので)。
ということで、基本なんでもセルフでやることをモットーとしています。
そんな僕にとって、普段着ている洋服を大量に入れ替えなければならないこの時期は、まさに地獄。、
地獄の衣替の幕開けです。
地獄の衣替
全体の衣替Procedureは以下のような感じ。
1.汚れを落とす
2.汚れを深く落とす
3.余念なく汚れを落とす
4.脱水
5.干す
6.アフターケア
7.たたむ
8.納める
と、ざっとこんな感じ。
作業時間は、僕の場合1-3で大体5時間くらい、5-8で5時間くらい。
合わせて、10時間!
まあ、普通に1日がかりですし、なんなら普段の労働よりぜんぜん過酷です。
1.汚れを落とす
ここでは、まず秋冬に着倒して、くっさくて埃まみれの状態になった洋服達に
①入念にブラシがけ
②ニットなどには、小さめのハンディ掃除機を最弱でかける
をして、徹底的に埃を落とします。
これをやらないことには、洗濯のステップに進むことはままなりません!
なぜなら、洗濯だけでは全ての埃は取れないからです。むしろ、繊維の奥に入り込む可能性も⁉
もちろん僕は毎日帰ってきた直後に、着ていた全ての洋服にブラシがけをしますが、それでもとれていないものはたくさんあるのです。。
2.汚れを深く落とす
1が終わったら、やっと洗濯のフェーズです。ディープクレンジング!
本当は僕は全て手洗いがいいのですが、洋服の量と時間、自分の気力を慮り、手洗いものと洗濯機ものに泣く泣く分別します。
ここの選考基準は以下。
①洗濯機使用できるか(タグにかいてある)
②光沢のある素材でないか
③ニットでないか
④型崩れしないか
⑤手洗いしたいものでないか(感覚)
これが全てyesなら、洗濯機送り。
残りは全部手洗いです(手荒いの量、多いお。)
洗濯機送りのものは、中性洗剤とドライコースでスイッチをポチっ。
手洗いのものには、ネットをかけて、中性洗剤と水を貯めたバケツのなかで押し洗いします。
指の腹で、丁寧に優しく、汚れを押し出すように。時間をかけて。
しかし、あまり長時間やっているのもよくありません。汚れが繊維に戻ってしまうので。
大体1着5分くらいですかね。
3.余念なく汚れを落とす
さあ、2が終わったら、洗いフェーズのラストスパート!
まず、洗い終わった洗濯物達の中で、特によく着たものや、シミが出てきそうな白ベースの洋服を抜き出します。
次に、それらの衣服のえりや裾を弱アルカリ、酵素系の洗剤で短時間もみ洗い!
これをやることで、来期洋服を引っ張り出した時に、「シミができてる!」とか言う、悲しい事態を防ぐことができます。
4.脱水
脱水、これはやらないと乾くまでに恐ろしい時間がかかることになります。
しかも、ベチャベチャのまま干したら、洋服の型崩れの原因にもなりますからね。
全ての衣服をきれいにたたんでネットに入れたら、脱水スイッチ、ON!
洗濯槽の半分くらいまで衣類を入れて、脱水3分弱。
あんまりやりすぎると、ここでも型崩れを起こし兼ねませんので注意!
5.干す
ここは、通常通り、干す!
しかし、衣替のための洗濯ですので、できるだけ室内に。
ニットはハンガーにかけると型崩れするので、平干しですよ!
僕は自作のこんなのを使って乾かしています。
大変なんです。
6.アフターケア
もし、シワがついてしまった衣服などがあれば適宜、リンシングやアイロンがけなどを施しましょう。
シワがついたまま衣服をしまうのはNG!
7.たたむ
エクストラケア後の衣服を、1着1着丁寧に畳んでいきます。
雑にやらないように。くじけないように。
(ここまでくると大分疲弊してます)
8.納める
あとは、長期保存用のボックスにしまうだけ!
ニットなど重みのあるものを下に、Tシャツなど軽いものを上に収納していきます。
最後に、防虫材と乾燥剤を最上部に適性量セットして終了です!
はー、やっと終わりました。
春と秋、毎年こんなことを繰り返している自分に乾杯です。、
でも、これがあるから毎年気持ちよくお気に入りの服が着られるんだな、としみじみ感じ入るSanukiでした。
ぜひ、皆さんも、よい衣替で、よいおしゃれを楽しんでくださいね!